建設キャリアアップシステムとは
建築業従事者の今までを「見える化」
通称を「CCUS」といい、国土交通省の主導・監督のもと2019年4月から運用が開始された制度です。建築業に従事する人たちの資格や現場での就業履歴をデータベースに登録・蓄積することで、技能・経験が「見える化」されるため、適切な評価ができます。
これにより、「若い世代がキャリアパスを描ける」「技能や経験に応じた処遇改善」「技能者を雇用する企業が成長できる」といった多彩なメリットがあり、今後人材確保が急務とされる建築業界において、将来性をPRできる効果が期待されます。
2020年1月には外国人技能実習生の登録が義務化されたのに加え、2020年度から公共工事で限定運用され、2023年以降は民間工事でも運用が予定されているため、早めの対応がおすすめです。