建設産業は､地域のインフラの整備やメンテナンス等の担い手であると同時に､災害時には地域社会の安全・安心を担う地域の守り手として、社会を支える役割を担っています。建設産業で働く担い手の確保・育成のため、全国の建設産業団体、関係行政機関などが若年者の入職促進、育成、定着などを推進するさまざまな取り組みを行っています。今回はその事例をご紹介します。

建設キャリアアップシステム（通称「CCUS」）とは、建設業で働く人たちの現場経験や就業履歴を業界全体で登録・蓄積するデータベースのことで、「キャリアアップ」の名称のように、若い世代の建設業従事者のステップアップを目指しており、さらなる普及に向けた取り組みが推し進められています。

全国建設労働組合総連合などでは、建設業界をリードする人材の育成に向けた講習会を開催しています。中でも、「登録建築大工基幹技能者講習」や「省エネ施工実習」は、ぜひ多くの方に知っていただきたいスキルアップの場になっています。

国土交通省と厚生労働省が連携し、大工の人材確保・育成に向けた助成金制度を用意しています。「新たに雇用した」「魅力ある職場づくりを進めた」「キャリアアップに力を入れている」など、さまざまな取り組みをバックアップ。人材の確保・育成を加速していくために、助成金を活用されてみてはいかがでしょう。

就業規則は事業を円滑に営んでいくためには非常に大切です。働く側は職場の労働条件やルールが明確になることで安心して勤務でき、雇用する側にとっては職場の秩序を守ったり、労働条件を統一することで効率化を図ったり、経営の見通しが立てやすくなったりといったメリットが得られます。

2023年10月から導入開始されるインボイス制度をはじめ、労働時間や時間外労働、割増賃金など、建設業に関わるみなさまに必要な制度・法律についてのお知らせです。さまざまな改正に着実に対応できるように、各種制度・改正の概要と仕事への影響について解説します。

2023年10月から導入開始されるインボイス制度をはじめ、労働時間や時間外労働、割増賃金など、建設業に関わるみなさまに必要な制度・法律についてのお知らせです。さまざまな改正に着実に対応できるように、各種制度・改正の概要と仕事への影響について解説します。